【金色合金の機械的性質】

1.硬さ試験

ブリネル式硬さ試験 52HB (10/500)

2.比重

約8.5 (象牙は約1.8なので、およそ4.7倍の重さ)

3.融点

融点 約1,100℃ 溶解温度 約1,250℃

4.引張試験

板厚2.1m/m、幅25m/mの試験片による引張り試験
引張り強さ 893N/mm2 伸び  6%
引張り強さ 463N/mm2 伸び 49%(焼鈍時)

5.抗菌作用に関して

調整菌液0.5mLを試験片に滴下し、ガンマー線ポリエチレン製フィルムをのせて、菌液と検査品を密着し、25℃で24時間保存した後、10mLのSCDLP培地で菌液を十分回収し、試験原液とし、標準寒天平板希釈法により35℃で48時間培養後、出現する生菌数を測定したところ、生存する菌はゼロであった。
(使用菌:Escherichia.coil IFO 3972,Staphylococcus.aureus IFO 12732)

6.かび抵抗試験

JIS Z2911によるかび抵抗性試験方法では、調整菌液0.5mLを試験片に滴下し、25℃で4週間保存した後、出現する菌数を測定したところ、菌糸の発育は認められなかった。(試験菌:アスペルギルスニゲル、ペニシリウムシトリナム、クラドスポリウムクラドスポリイデス、ケトミウムグロボスム)

7.人口汗浸漬試験

水1L中に塩化ナトリウム10g、乳酸1mL、尿素1.5gを溶解し、この液にアンモニア水0.2mLを加えた液中に24時間、試料を浸漬して行った試験では、曇りの変色はみられず、金属光沢を保持し続けた。

8.耐水性能

試験片を鏡面仕上げ後、容器に入れ、試験片の半分まで水道水を満たし、そのまま室内に6か月間置いた試験では、銅や真鍮では表面が黒ずみ、銅においては青錆の発生がみられたが、本製品においては変色はみられず、錆の発生も無く、金属光沢を保持し続けた。なお、蒸発した分の水道水は適宜補充した。